2015年5月28日木曜日

Lattice Diamond の導入

Lattice Diamond のインストールとプログラミングソフトウェアがターゲットを認識するまで
  1. FTDI から最新の D2xx ドライバーをダウンロードします。実行形式の .exe ファイルですから実行します。 
  2. Lattice から各種ファイルをダウンロードするために、アカウントを作ります。メイルアドレスとログイン用パスワードを設定し、アカウントを作ります。
  3. Lattice Diamond 開発ツールをダウンロードします。 3.4.0.80_Diamond_x64.zip をダウンロードしました。ファイルサイズの小さい 3.4.1.213_Diamond_x64.zip はなぜかうまくインストールできず、前のバージョンがおいてあるのも、そのあたりの事情かもしれません。
  4. Lattice Diamond をセットアップします。3.4.0.80_Diamond_x64.exe を実行します。
  5. インストールされた Lattice Diamond を実行します。ライセンスファイルが無い旨が表示されます。
  6. Lattice にライセンスファイルの発行を依頼します。所定のライセンス請求のページに 利用する PC の ネットワークインターフェースの Mac アドレスを送ります。 cmd 実行、ipconfig /all  で表示される 物理アドレス. . の - を抜いた 12桁の文字列を入力します。
  7. メイルで .dat という拡張子のライセンスファイルが送られてきます。
  8. C:\lscc\diamond\3.4_x64\license というそれ風のフォルダがあるのでそこにコピーします。
  9. Lattice Diamond の Help LicenseDebug というツールで、ライセンスファイルのフォルダーの位置を明示します。自動的に認識されていればこの作業は不要です。
  10. Lattice Diamond が起動することを確認します。
  11. ターゲットボード Lattice MachXO2-7000HE Breakout Board を接続します。ドライバーがインストールされます。失敗した場合は Windows, すべてのプログラム, Lattice Diamond 3.4 (64-bit), Accessories, Install&Uninstall cable drivers で FTID ドライバーをインストールします。
  12. Diamond programmer を実行します。Windows, すべてのプログラム, Lattice Diamond 3.4 (64-bit), Accessories, Diamond Programmer
  13. Create a new project from a scan で cable を HW-USBN-2B(FTDI)で OK
  14. Device で LCMXO2-7000ZE (黄色)を ▼ で 7000HE に変更、自動検出ではここまで判定できないらしい。
これで、開発ツールがターゲットボードのFPGAを正しく認識したことになります。

Diamond programmer が書き込みケーブル(この場合評価基板の組み込み FTDI ライター部分)をうまく認識しない場合。また、一度うまく動いていたのに、動かなくなった場合は、Help にもありますがドライバーの再インストールを試します。 Windows, すべてのプログラム, Lattice Diamond 3.4 (64-bit), Accessories, Install&Uninstall cable drivers でドライバーを再インストールします。

コツは、 Uninstall をくどいほど繰り返します。そんなドライバ入っていませんと言い出すまで。必要なドライバーは FTDI windows driver ですが、再インストールを試みているはずなのに、インストールが終わりましたと、スパッとダイアログが出るときは、怪しいです。きちんとアンインストールができれば、次のUSBケーブルを接続した時点で、WindowsUpdate にはこんなドライバーありませんと、ドライバーのインストールに失敗します。そこで改めて  Install&Uninstall cable drivers にてマニュアルでドライバーをインストールします。このドライバーは信用できませんだとか、警告が出れば安心です。



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