Quartus II ではなく、スタンドアロンプログラマで、.sof .pof ファイルをデバイスに書き込みます。Quartus II から書き込んでもかまいません。
DK-CYCII-2C20N : Cyclone II FPGA Starter Development Kit (評価ボード)
12.1_177_programmer_windows.exe (プログラマセットアップ用実行ファイル、ALTERA)
CSK_Default.sof
CSK_Default.pof
CSK_i2sound.sof
CSK_i2sound.pof 等、評価ボード用にコンパイルされたデータ。
.sof と .pof の違い。Lattice の XO2-7000HE はコンフィグROMも内臓のデバイスでしたので JEDEC ファイルを書き込むだけでした。Altera の Cyclone II はコンフィグROM が外付けの 標準的な FPGA です。コンパイル終了後デバイスに書き込むファイルは、.sof ファイルと .pof ファイルの 2種類があります。JTAG経由でデバイスに直接書き込む場合は、.sof ファイルを使います。コンフィグROM に書き込む場合は .pof を利用します。
.sof で直接デバイスに書き込むと、動作中に機能を変更できますが、電源を落とすと FPGA の変更内容は失われます。システムで、自分ひとりのために電源を落とせないような状況では、こういう方法も便利です。
評価基板には、RUN/PROG スイッチがついており、RUN の位置では、デバイスに直接書き込み .sof でFPGA の内容を変更できます。コンフィグROM に書き込む場合には PROG の位置 で .pof の内容を コンフィグROM に書き込みます。
- Quartus II Stand-Alone Programmer のインストール
12.1_177_programmer_windows.exe
インストール後はじめの1回だけ、プログラミングハードウェアのセットアップを行います。左上の Hardware Setup ボタンです。USB-Blaster を選択します。
電源を入れた評価基板を接続し、Auto Detect を実行しデバイスが認識されるか確認します。
- FPGA に直接書き込み .sof ファイルを用いて直接書き込み
- Stand-Alone Programmer を再起動します。
Stand-Alone Programmer を一度終了させ。再度実行します。デバイスが何も検出、選択されていない状態からはじめます。 Mode は JTAG mode です。Auto Detect で検出されたデバイスを手動で Delete してもかまいません。 - ファイルを選択し追加しますAdd file ボタンで、\CSK_demonstrations\CSK_Default の CSK_Default.sof を選択します。
- Start で FPGA にデータが書き込まれます。
- コンフィグROM への書き込み .pof ファイルを用いてコンフィグROM の内容を変更
- Stand-Alone Programmer を再起動します。
Stand-Alone Programmer を一度終了させ。再度実行します。デバイスが何も検出、選択されていない状態からはじめます。 バイスを手動で Delete してもかまいません。Mode を Active Serial Programming に変更します。 - ファイルを選択し追加しますAdd file ボタンで、\CSK_demonstrations\CSK_Default の CSK_Default.pof を選択します。デバイスが ROM の型番号 EPSC4 に変わっています。
- Program/Configure [] にチェックを入れます。
- Start で コンフィグROM、 EPSC4 にデータが書き込まれます。
- 電源を OFF、スイッチを RUN の位置に戻し、電源を ON して、機能を確認します。
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