2015年6月22日月曜日

Android studio に実機の携帯電話 Alcatel を接続する

PCに Android studio をインストールし、ターゲットの Android 携帯電話を USB 接続する。

Windows7-64bit PCに必要な Android studio 開発環境を整え、ターゲット携帯電話 Alcatel One Touch M'pop 5020X (詳細仕様) を USB で接続し、PC でビルドしたアプリケーションを実機に転送し、実行します。root 化とやらは必要ありません。

PC側では Java のインストール、Android studio のインストール、携帯電話ドライバーのインストール。携帯電話側は、開発者モードの有効化、USB デバッグモードの有効化。PC側で Android studio を実行し、デバッグモードの携帯電話をUSBで接続、サンプルコードをビルドし携帯電話に転送して実行するという手順です。

x768 ディスプレイ Tips
Android studio の minimum requirements にディスプレイ要件があります。
1280 x 800 minimum screen resolution 
これを満たさないと絶対使えないわけではありませんが不自由があります、開いた Window の枠が 表示エリア外に出てしまいます。ですが対策すればなんとかなります。
  1. Window を 矢印キー Arrow key で動かす
    ディスプレイよりも大きいウィンドが現れたら Window を動かそうにもマウスで枠をポイントできませんのでキーボードショートカットを使います。
    Alt + space , M (移動), キー (Arrow key、 矢印キー)
  2. タスクバーを移動もしくは隠す、下の表示面積をかせぐ。
    タスクバーの場所を左にするか、タスクバーを自動的に隠すオプションを選択します。
  3. シミュレータの絵を 50% 等に縮小します
    AVD manager でスケールを設定します。
     



  • PC 環境整備
  1. Java JDK7 をインストールします
    JDK7 jdk-7u79 の windows 64 版をインストールします。JDK8 はまだ早いかも?という意見が多いようですのでそれに従い 7にします。
  2. Android studio をインストールします
    Android studio をダウンロードしインストールします。手順はネット上にたくさんありますので先達の教えに従います。私がダウンロードした版は android-studio-bundle-141.1980579-windows.exe でした。この段階でサンプルコードがシミュレータ上で実行できるはずです。
  3. スマートフォンの android USB driver を PCにインストールします。
    携帯電話を製造している各会社が提供しているようです。 Alcatel は FAQ にありました。
     .rar で圧縮されていましたので lhaz64 で展開しました
  • Android 携帯電話設定
  1. USB debugging を有効にします
    開発者モードにする方法は、ファームウェア バージョン番号を 7回押すとかあるらしいですが、4.1.1 ではその操作は不要でした。
    Settings, About phone, Advanced settings, Advanced settings [ON], USB debugging[V]
  • 実機を接続してアプリケーションを実行します
  1. Android studio を起動し、New project を作成します。
    File, New, New Project, Blank activity このとき、ファームウェアの互換性バージョンを 4.0 とか低いものにすると、低機能ですが、コアな構成、不必要にたくさんの階層にならず私のような初心者には、とっつきやすいのではないでしょうか?ためしに最新の 5.1 と 4.0 で新しいプロジェクトを作ってみてください。
  2. サンプルプロジェクトの実行(シミュレータ)
    この時点で、Hello world のサンプルコードが入っていますのでシミュレータ上で動作を確認できます。
  3. 実機 Alcatel を接続しサンプルプロジェクトを実行します
    携帯電話 Alcatel を USB ケーブルで接続し run で実行します。
    今度は、シミュレータだけでなく実機も選択できるようになっています。
    もちろん実機を選択します。

  4. ソースを変更し再度ビルド、実行するとその変更が実機で反映されていることを確認します。
    strings.xml を書き換えただけです。
    アプリケーションのアイコンが2個ありました。あれ?えーっと?どういう?
ともあれこれで、自分の Android 携帯に俺様アプリをインストールして実行できるようになりました。ケーブルをはずしても大丈夫です。アプリケーションのアイコンをタップすると実行されますし、停止も普通のアプリと同様にできます。削除も、普通のアプリと同じ手順で削除できます。


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