2015年6月3日水曜日

Quartus II でデフォルトの verilog 設計データをコンパイルして書き込む

前記事では  Cyclone II FPGA Starter Development Kit の用意された .sof .pof ファイルをスタンドアロン プログラマソフトで書き込んだだけでしたが今回は、設計データの verilog ソースを、少し編集して、コンパイルして .sof .pof ファイルを生成し、Quartus II からデバイスに書き込みます。

DK-CYCII-2C20N : Cyclone II FPGA Starter Development Kit 評価基板
Quartus II ソフトウェア
\CSK_demonstrations\CSK_Default デフォルトプロジェクトの設計ファイル 

添付の CD-ROM に入っている設計ファイルをローカルの HDD にコピーして Quartus II ソフトウェアで、デフォルトで評価ボードに書き込まれているプロジェクトを開き。verilog ソースを編集し、デモ基板で点灯して動いている緑の LED を 3つから 4つにします。 verilog ファイルを保存し、Quartus II ソフトウェアで、コンパイルし、Quartus II ソフトウェアから評価基板上の FPGA に書き込みます。


  1. 設計ファイルをローカルの HDD にコピー
    添付 CD-ROM の \CSK_demonstrations\CSK_Default フォルダを C: にコピー
  2. 評価基板を接続します。
  3. Quartus II ソフトウェアで CSK_Default プロジェクトを開く。
    File, Open project
    CSK_Default.qpf を開く
  4. LEDG_Driver.v を開く
    Project Navigator - Window
    Files - Tab
    LEDG_Driver.v をクリック
  5. LEDG_Driver.v を編集
    Line16 mLED <= 8'b00000111;

    Line16 // mLED <= 8'b00000111; コメントアウトして 1 を 4つに
    Line17 mLED <= 8'b00001111;
  6. LEDG_Driver.v を保存
  7. プロジェクトをコンパイル
    Processing, Start Compilation  紫の右矢印
  8. Quartus II 内部のプログラマを起動
    Tools, Programmer  ICにケーブルのアイコン
  9.  プログラミングケーブルを選択
    Programmer - Window の Hardwere Setup ボタン
    Currently Selected Hardware を USB-Blaster に
  10. Mode の選択
    FPGA に直接書き込む場合は Mode: 
    JTAG で File: CSK_Default.sof
    PROM に書き込む場合は Mode: Active Serial Programming で File CSK_Default.pof
     
  11. デバイスへの書きこみ
    Start 青右矢印 ケーブルアイコン
  12. デモの内容が変更されていることを確認します。
    右側、3個流れて点灯していた LED が 4個になっています。 KEY0 を押して確認

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